シャンプーしている時の抜け毛というのが、これまでより多くなってきたような印象を受ける。どういう理由から抜け毛が多くなってきたのか、他人と比較すると抜け毛がたくさんあるのかハッキリわからない。あれだけ心配を持っている方に、「気をつけなければいけない抜け毛」の見分ける方法をきっちりとお伝えしましょう。可能性が考えられる原因をその対策方法と一緒に説明を加えていきますから、ぜひとも参考にご一読ください。
見かけると頭を悩ましてしまう抜け毛にはなりますが、実を言うと2タイプあって、間違いなく悪影響を及ぼすものだとは断言できません。ひとつひとつのポイントについてかみ砕いて説明を加えていこうと思います。
健全な人の髪の毛というのは、2年間から6年間のローテーションで抜け落ち、真新しい髪の毛に生え変わります。これについては「自然脱毛」と言われていて、どんな人でもあたりまえのようにもたらされる現象です。真新しい毛が生えてくるために、役目が終わった毛が抜けているだけですので、原則的に心配はいりません。1日あたり50から100本については、こういった自然脱毛による抜け毛が引き起こされます。
シャンプーや整髪料のアレルギー、イライラする気持ち・ライフスタイルの乱れ、頭部の肌のカサカサ、頭皮の皮脂過剰、病気（AGA、FAGA）といったものが原因で頭部の肌の状態に異常が起きると、毛の新陳代謝が乱れます。髪の毛の成長期が短くなって、ほとんどが育ちきらないうちから抜け落ちてしまうのです。このことを総称して「異常脱毛」と言っています。育ちきらないうちから抜け落ちてしまうことが要因で、髪の毛の量が少なくなり、髪の毛が少ない状態につながります。
抜け落ちた髪の毛がおかしいかどうかというのは、毛根や太さ、ボリュームなどから把握することが可能です。
自然脱毛の髪の毛というのは、毛根は根本へ行くにしたがってジワリジワリと白くなっていて、マッチ棒みたいに丸くふくらんでいるのです。しかしながら、カラーが全体的に白い、触れたりするとネチャネチャする、カラーが全体を通して黒っぽい、カタチが尖っている、カタチにくびれがない、先からしっぽのようなものが現れているというふうな髪の毛の場合は、、何かしらのトラブルが原因で抜け落ちているケースがあります。